医療の最前線で全力を尽くす医師の姿から学ばされることがたくさんあります

医療技術の進歩は目覚ましいものがあり、整形外科関連の器械や素材も日々進化しています。学会は新たな術法や各メーカーの最新の製品についての情報が得られる貴重な場です。新人の時から学会には欠かさず参加するようにしてきました。正直、最初は発表されている内容が理解できませんでしたが、それでもこれは修業なんだと自分に言い聞かせて毎年参加しました。最近になってようやく話の内容がスムーズに頭に入って来るようになりました。少し前までトレンドだったインプラントが、新製品の登場によって時代遅れになりつつあるなど、学会で得た医療の最前線にある情報を仕事に生かしています。

若手の頃を振り返ると、一生懸命に頑張っていたつもりではありましたが、自分のためだけに仕事をしていたなと感じます。ドクターや看護師の仕事を間近で見ていると、自分のためにではなく、患者さんのために労を惜しまない姿勢、仕事に対する熱意を学ばされることが多いです。ある先生から「君の仕事は人を幸せにすることなんだよ」と言われた時に、それが仕事の本質だと気づかされて意識が変わりました。それ以来、正確性やスピード、知識の修得など、あらゆる面で質を高めるように心掛け、人に喜ばれる仕事を目指すようになっています。

営業にとって病院の先生はお客様ですが、私にとっては人生におけるメンターのような存在でもあります。患者さんのために全力を尽くし、困難な状況にあっても前向きであり続ける先生方の立ち振る舞いから、私自身学ばされることがたくさんあります。人として成長できる経験がたくさん積めるというのは風雲堂で働く魅力です。また、社内のメンバーからも力をもらっています。みんな仕事が好きで楽しそうに働いているので、オフィスに笑顔や活気があります。朝起きて「今日も１日仕事を頑張ろう！」と毎日思えるというのは幸せなことです。

各メーカーの商品カタログを読み込んで、インプラントの種類やスペックは頭に入っていますが、それだけでは満足できません。模擬骨にインプラントを当ててみて、当たり具合をチェックすると、カタログには書かれていない自分だけの情報が得られるものです。

私自身、医療業界に憧れはあったものの、まさか自分が働けるとは思っていませんでした。ゼロから学び続けて、今では最高のやりがいを感じています。誰でもチャレンジできる仕事だし、九州風雲堂販売は若手にもチャンスが与えられる会社です。